PAMCUS(パムカス)概要
PAMCUSとは、(障がい者のための)心身状態把握システムのことで、「Physical And Mental Condition Understanding System for people with disabilities」の頭文字をとって名付けられました。障がい福祉サービスの障がい者支援を行なっている事業所、障がい者を従業員として雇用している事業所等が、システムを通して、障がい者の心身の状態を把握、分析し、障がい者とのコミュニケーションツールとなるシステムとなります。システムを通してコミュニケーションを図るために、障がい者支援事業所の在宅支援、障がい者雇用事業所の在宅勤務にも活用できるシステムとなっております。
PAMCUSの使い方
ユーザー(当事者)が、体調面、精神面の様子を日々、記録フォームに入力します。
自己評価の推移をグラフ化して、視覚的に理解することができます。
自由記載のコメント欄で日々の出来事や感情、状態を支援者と共有します。
PAMCUS(パムカス)の機能
機能の特徴
簡単入力
身体面や精神面の状態、生活の状況などを4段階(5段階)で、クリックするだけでかんたんに入力することができます。コメント欄もありますが、これらの評価項目だけでも、自身の状態を客観的に評価し、支援者と共有することができます。
自由コメント
決められた自己評価項目だけでは無く、日々の生活の中で感じたことや体験したこと等を自由に記入することができます。面と向かって伝えにくいことや、緊張してしまう場合でも、自由コメント欄を使って記録するという形式で支援者に伝えることができます。
迅速対応
日報で記録したことは、自動で支援者にメールで通知されます。通知を受け取った支援者は、すぐに返信を書くことができますので、返信がなかなか来ないということがありません。
可視化
日々日報で記録した自己評価をグラフ化して可視化する事ができます。これにより、日々の変動を把握することができ身体面、精神面の自己コントロールの助けとなります。
目標設定
週毎に目標を設定して、その目標と成果を記入することができます。また、月末にはその月の達成度を記入して、振り返りを行なうことできます。
支援施設のための機能
支援施設在宅支援評価
支援施設(就労移行支援、就労継続支援等)が、在宅支援を提供した場合に制度で決められている週毎の評価および月毎の評価を記載することができます。
支援施設(在宅支援)日報
在宅支援、通所支援にかかわらず、利用者が支援施設を利用した場合は、利用者毎の日報が必要になります。その日報をWEB上で記載することができます。
記録、返信の一覧表示
ユーザーの日々の記録があるか、およびそれに対する返信があるかの一覧表示ができます。これの一覧を確認することにより返信忘れなどが無くなります。
機能詳細
- 体調面、精神面の日々の記録。
- 支援者に対するコメントの記入。
- 日々の記録のグラフ化の表示。
- 週毎の目標、成果、それに対するコメントおよび月末に目標の達成度を記載。
- 支援者から返信があったときに、メールで内容を確認(ユーザーのメールアドレスの登録必要)。
- ユーザーおよび支援者の登録。
- ユーザーへの質問項目の設定。
- ユーザーへの質問項目の回答を4段階か5段階に設定(4段階だと真ん中が無くなります)。
- 各種機能の設定。
- バックアップ機能。
- ユーザーが日々の記録をしたときにメールで通知する機能(そのメールを支援者に転送することで支援者にもメールが届くようになります)。
- ユーザーの日々の記録の閲覧。
- ユーザーに対するコメントへの返信。
- ユーザーの日々の記録のグラフ化の表示。
- ユーザーが日々の記録をしたか、およびそれに対する返信をしたかの一覧表示。
- 週毎の目標、成果、それに対するコメントおよび月末に目標の達成度の閲覧。
- 支援施設在宅支援評価の記載(在宅支援時必須)。
- 支援施設(在宅支援)日報記載(ユーザー施設利用時必須)。
- ユーザーが日々の記録をしたときにメールで通知する機能(支援者のメールアドレスの登録必要)。
個別カスタマイズ
日報で記録する自己評価項目は、あらかじめ用意されたもの以外にも、1人ひとりに合わせたオリジナルの評価項目を自由に設定する事ができます。