EMIC(エミック) お知らせ

EMIC(エミック) 概要

EMIC(エミック)とは、AI(Chat GPT)を利用した自動議事録作成(Easy MInutes Creation)システムです。会議の音声をマイクで収集し、文字起こしAPIを使って、文字起こしをした後で、Chat GPTで議事録にまとめ、Wordファイルとしてダウンロードできるシステムです。スマホにも対応してますので、会議の場にスマホを置いておくだけで、会議終了後すぐに議事録が作成されます。

EMIC(エミック) の使い方

1. ユーザー新規登録から必要事項を入力し、ユーザー登録を完了させます。
2. 設定したユーザーIDとパスワードでログインします。
3. （初めだけ）設定画面で必要なAPI キーなどを設定します。
4. メイン画面で、どの文字起こしAPIを使うか選択します。
• Wisper：OPEN AI(ChatGPTと同じ会社)の文字起こしAPI。[OPEN AI API キー]が必要になります。
• Wisper(chunk)：Wisperと同様ですが、音源を分割して文字起こしをするため、長時間の文字起こしに向いています。リアルタイムで文字起こし結果を確認することができます。
• Google：Google Cloud Speech-to-Text をつかった文字起こしAPI。同期版では現状では60秒までしかできないために、非同期版を使用しています。話者区別をしてくれます。[Google Cloud Storage バケット名]、[Google アクセストークン(Google Cloud Storage)]が必要になります。Google側の設定が少し難しいです。
• AssemblyAI：AssemblyAI をつかった文字起こしAPI。話者区別をしてくれます。[AssemblyAI API キー]が必要になります。


5. メイン画面で、どの議事録生成APIを使うか選択します。
• ChatGPT：OPEN AIの文章生成AI APIです。[OPEN AI API キー]が必要になります。
• Gemini：Googleが提供している文章生成AI APIです。[Google Cloud APIキー]が必要になります。


6. 各文字起こし画面で、「録音開始」ボタンを押して録音を開始します。終了時は「録音停止」を押します。Wisper(chunk)は音源を分割するため、リアルタイムでの文字起こし結果が画面に表示されます。何分ごとに分割するかは設定画面で設定できます。「google」、「AssemblyAI」は会議出席者を設定する事ができます。話者はセレクトボックスで一括で変換できます。
7. 設定画面で、ChatGPTおよびGeminiに対する指示を設定することができます。
8. 画面に議事録が表示された後、「Wordで保存」ボタンを押すと任意の場所(パソコン)に議事録のWordファイルをダウンロードできます。
9. ダウンロードしたWordファイルを微少修正します。

用意するもの

1. [Whisper]×[ChatGPT]
   • OPEN AI APIキー
   
   
2. [Whisper]×[Gemini]
   • OPEN AI APIキー
   • Google Cloud APIキー
   
   
3. [Whisper(Chunk)]×[ChatGPT]
   • OPEN AI APIキー
   
   
4. [Whisper(Chunk)]×[Gemini]
   • OPEN AI APIキー
   • Google Cloud APIキー
   
   
5. [Google]×[ChatGPT] (話者区別可能)
   • OPEN AI APIキー
   • Google Cloud Storage バケット名
   • Google アクセストークン(Google Cloud Storage)
   
   
6. [Google]×[Gemini] (話者区別可能)
   • Google Cloud Storage バケット名
   • Google アクセストークン(Google Cloud Storage)
   • Google Cloud APIキー
   
   
7. [AssemblyAI]×[ChatGPT] (話者区別可能)
   • OPEN AI APIキー
   • AssemblyAI API キー
   
   
8. [AssemblyAI]×[Gemini] (話者区別可能)
   • OPEN AI APIキー
   • Google Cloud APIキー
   
   

API Version

• [Whisper] whisper-1
• [Google Cloud Speech-to-Text] v1p1beta1
• [AssemblyAI] v2
• [ChatGPT] gpt-4.1
• [Gemini] gemini-2.5-pro

Q&A

知りたい項目をクリックしてください。

1. EMICを利用するのに費用はかかりますか？

   基本的には、無料でご利用して頂けますが、[OPEN AI API]、[Google Cloud Speech-to-Text]、[AssemblyAI API]、[Gemini API]の利用料が必要になります。無料試用期間もあります。
   

2. 各設定キーの取得方法が分かりません。

   「ChatGPT」、「Gemini」で質問して下さい。
   

3. 各APIの利用料金はどれくらいですか？

   「ChatGPT」、「Gemini」で尋ねたら答えてくれますが、全て従量課金制ですので使った分だけの費用がかかります。
   

4. スマホでの使用はできますか？

   できます。ただし、ブラウザは「Edge」「Chrome」推奨です。「Safari」の場合は、Wordファイルのダウンロード、文字起こしの音声データ作成がうまくできない場合があります。
   

5. 利用にあたってサポートはしていただけますか？

   現在、サポートはいたしておりません。どうしても分からないという場合は、「お問い合せ」からお問い合せ下さい。ただし、回答を確約するものではありません。各APIキーの取得方法やAPIの設定に関しては、「ChatGPT」、「Gemini」で質問して下さい。
   

6. Whisperには、Chunkがありますが、Google、AssemblyAIにChunkはないのですか？

   Wisperは話者区別をしてくれませんので、Chunkで音声データを分割しても、話者区別に影響ありませんが、Google、AssemblyAIは、話者区別をしますので、音声データをChunkで分割することで、音声データ間の話者を引き継いでくれないので、Chunk機能は使用していません。
   

1. 不具合（バグ）を見つけたのですが、どうしたらよいですか？

   「お問い合せ」からお知らせ下さい。できるだけ迅速に対応させて頂きます。ただし、各APIの仕様の場合は対応することができません。
   

2. ChatGPTの「temperature」を変更したいのですが？

   議事録作成ということで、現在は「0.3」で固定しております。要望があれば、ユーザー毎に設定する仕様にもできますが、議事録の場合はChatGPTのマニュアルに「0.3」程度とあります。この設定は、上級者向けとなります。
   

3. 「Google Cloud Speech-to-Text」の話者人数の設定はどうなってますか。

   2～6人で設定しています。
   

4. 今まで正常に動いていたのですが、何も変更していないのに急に動かなくなりました。

   各APIのチャージ金額がなくなっている可能性があります。まず、チャージ金額が残っていることを確認して下さい。チャージ金額が残っている場合には、各APIの仕様変更のため、動かなくなる可能性があります。その場合は、状況を詳細に記載して、「お問い合せ」からお知らせ下さい。APIの仕様変更が原因の場合は、対応いたします。
   

5. 文字起こしの最大時間はどれくらいですか。

   1時間で設定しています。文字起こしに1時間以上かかる場合はエラーとなります。
   

1. 利用を終了したいのですが？

   長期間使用していない場合は、こちらでアカウントを削除させて頂きます。もしくは、「お問い合せ」から、ユーザーIDとユーザー名、およびアカウント削除の旨をお知らせいただければ、こちらで削除させて頂きます。従量課金制ですので、利用していない場合は料金は発生いたしません。
   

2. このような機能があれば良いと思ったときに、どうしたらよいですか？

   「お問い合せ」から、お知らせ下さい。対応できる場合は対応させて頂きますが、必ずしも対応させて頂くものではありません。